今の全体相場は、決算シーズンでの「先回り買い視点」では悪くない
国内外の主要企業の決算発表本格化を前に、市場の売買手控え気分は強いまま……。
しかし、事前の悪材料を織り込んで、株価水準自体が安くなっています。米国経済や欧州債務問題に対する過度の不安は一服しており、投資指標面の割安感が下値の支えになっているといえるでしょう。
東証1部上場銘柄の平均PBR(株価純資産倍率)が0.9倍を下回るなど、指標面での割安感や値ごろ感が、株価を下支えしているといってもいいでしょう。先週後半には素材や機械など景気敏感業種に買い戻しの動きがみられました。
今の時期での全体相場の下押しは、決算シーズンでの「先回り買い視点」では悪くない状況でもあります。なぜなら、全体の株価水準が切り下がった場合、個別銘柄での業績開示直後には決算内容に対して素直な反応も期待されるからです。
決算内容がよければ、それはそのまま評価されるでしょうし、決算内容が悪ければ悪材料出尽くしで株価の意外高という場面も見られるかもしれません。
しかし、決算を先回るといってもどの株を狙ったらいいのかわからない方も多いでしょう。ただし、月次の売上高や進捗率などをみていると、ある程度の予想ができる会社があることも事実です。
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